A gain-of-function screen to identify genes that reduce lifespan in the adult of Drosophila melanogaster

Published in BMC Genetics, 2014

Recommended citation: M. Nakayama, T. Ishibashi, H. O. Ishikawa, H. Sato, T. Usui, T. Okuda, H. Yashiro, H. Ishikawa, Y. Taikou, A. Minami, K. Kato, M. Taki, T. Aigaki, W. Gunji, M. Ohtsu, Y. Murakami, S. Tanuma, A. Tsuboi, M. Adachi, J. Kuroda, T. Sasamura, T. Yamakawa and K. Matsuno. "A gain-of-function screen to identify genes that reduce lifespan in the adult of Drosophila melanogaster." BMC Genetics 2014 15:46. https://bmcgenet.biomedcentral.com/articles/10.1186/1471-2156-15-46

Authors:
Minoru Nakayama, Tomoki Ishibashi, Hiroyuki O Ishikawa, Hiroyasu Sato, Takao Usui, Takayuki Okuda, Hiroyuki Yashiro, Hironori Ishikawa, Yoshie Taikou, Asako Minami, Kengo Kato, Masataka Taki, Toshiro Aigaki, Wataru Gunji, Masaya Ohtsu, Yasufumi Murakami, Sei-ichi Tanuma, Alice Tsuboi, Mai Adachi, Junpei Kuroda, Takeshi Sasamura, Tomoko Yamakawa and Kenji Matsuno

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簡単な解説

私が著者に入っている最初の論文です. 第2著者として参加しました.

この少し前くらい,ショウジョウバエ業界では,長寿遺伝子のスクリーニングが活発に行われていました. この結果,たとえばサーチュインなど,機能欠失することで短命になる遺伝子群が同定されました. 一方,この論文で我々が行ったのは,過剰発現することで短命になる遺伝子群の探索です. つまり,発現してしまうと短命になるが,普段は発現が抑制されている遺伝子群を,網羅的にスクリーニングした,という論文です.

結果として,当時,強制発現に利用可能だったGS系統14,133系統中から,39遺伝子が短命化を引き起こす遺伝子であることを突き止めました. 興味深いことに,この内の一部遺伝子は,プログラム細胞死を抑制することで,その短命化が抑えられました. すなわち,短命化遺伝子の一部は,プログラム細胞死を誘発することで,寿命を短くしているというわけです. 本研究は,寿命という,多細胞動物が逃れられない現象に対して切り込み,寿命に関係する遺伝子群を網羅的に明らかにした点で重要な位置づけにあります.